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[生活科学研究科] 研究科紹介

<生活科学研究科 講座一覧>
食・健康科学講座
居住環境学講座
総合福祉・心理臨床科学講座

学際的な研究と少人数教育で
社会が必要とする研究者と専門家を育成
国際化、高齢化する社会に対して21世紀の生活スタイルがどのように変化してゆくのか。その不透明な部分を明確にするために私たちは研究を通して常に情報を発信し、社会に貢献したいと考えています。すなわち人間の日常生活を研究対象とし、生活向上の目的を持って「生活」を科学的に思考し、研究する総合的学問を行っているのが私たち「生活科学研究科」です。今日の社会はさまざまな問題を持っており、生活の豊かさが感じられる反面、国民の栄養、保健、住居等の生活環境、家族や近隣社会、育児や介護・福祉、消費生活などの諸問題は、高齢化や国際化、情報化が進むなかで新しい局面と切実さを見せています。本研究科では、これらの諸問題を自然科学、人文科学、社会科学の面から学際的に研究し、将来、各分野で広い視野にたって活躍できる人材を育成しています。また、研究室だけの研究ではなく社会でどのように役立っていくのかを重視しています。研究を実践に結びつけるためにマスプロ教育ではできないマンツーマンによる少人数教育を行い、現場で即実行できる研究を行なっています。さらに市立大学ゆえに実際の研究成果を行政等に提案し、社会に還元することができる環境を備えています。学際的な研究により常に時代の先を読み、研究成果を具現化していく。それが当研究科の一番の魅力です。
講義の様子1

講義の様子2
学部が誕生して55年、日本で初めてドクターコースを設けた
生活科学研究のフロントランナーとして最も信頼されています

本大学院の基礎である大阪市立大学は、昭和24年学制改革を機に、大阪市立であった旧制の大阪商科大学、都島工業専門学校、女子専門学校および医科大学(昭和30年度)を母体として開設された総合大学です。本大学院では、学術の理論及び応用を教育・研究し、精深な学識と研究能力を養い、文化の進展に寄与することを目指しています。本研究科は、昭和28年に日本で初めて創設された修士課程の家政学研究科を継承し、これを発展させて、昭和50年に博士課程をもつ生活科学研究科として全国に先駆けて発足しました。
現代社会に的確に対応できる広領域化した3つの専門分野のもと4つの履修コースを設置
平成12年4月から生活科学研究科生活科学専攻(前期博士課程・後期博士課程)とし、現在3つの広領域化した専門分野(講座)、すなわち、食・健康科学、居住環境学および 総合福祉・心理臨床科学 の各講座を設置しています。 また、研究科共通研究室として生活科学論研究室を設けております 。専攻には、4履修コースを設け、各コースでは現代社会の要請に対応した専門的職業人と研究者の育成を図っています。
講座・コース

■アドミッション・ポリシー
大学院
生活科学研究科
 【前期博士課程】
人間生活の多様な側面を科学的に追究し、研究や実践を通じて、現代社会における生活問題の改善や解決、新しいライフスタイルの提案や構築、人々の生活の質の向上に貢献する意欲を持つ人を求めます。
  1. 生活科学および関連分野に関する基礎的知識や研究能力を持っている人
  2. 生活科学および関連分野に関する問題の解決に意欲があり、実践的に関わろうとする人
  3. 実践経験や実務経験を、学位論文の作成を通して深化させたい人
  【後期博士課程】
 人間生活の多様な側面について、専門的知識をもとに科学的に追究し、現代社会における生活問題の改善や解決について独創的、体系的に究明しようとする人を求めます。
  1. 生活科学および関連分野に関して学際的、総合的に取り組む研究能力を有する人
  2. 実践経験や実務経験を、学位論文の作成を通して学術的に体系化したい人
  3. 将来、大学・研究機関において、生活科学および関連分野に関する研究者を目指す人
食・健康科学
コース
  1. 食品の機能とその利用について、自らの研究により新しい発見をしたいという強い情熱を有する人
  2. 食と健康・栄養に関する諸問題を客観的に分析し、それに対する望ましい解決方法を科学的根拠に基づき立案しようとする志向をもっている人
  3. 実験の困難に打ち勝つ忍耐と実行力を持っている人
居住環境学
コース
  1. 居住環境に関するさまざまな課題に強い関心と深い知識を持ち、これを創造的かつ論理的に発展させようとする人
  2. 居住環境を取り巻く社会問題や環境問題などを解明し、その解決方策を探求しようとする人
  3. 居住環境に関する実践的活動に関心をもち、あるいは実践しているもので、その実践の体系化やいっそうの展開を行おうとする人
総合福祉科学
コース
  1. 社会福祉学に関する基礎的な知識・技術、実践能力を有し、さらにそれらを発展・深化させたいという目的を持つ人
  2. 福祉実践の経験を基盤に、理論的・政策的分野を含めた社会福祉学の体系的な理解を深め、それを更なる実践につなげたいという目的を持つ人
  3. 社会福祉分野以外の学部の出身者で、福祉に強い関心を持ち、それまで学んできた学問領域の知識を、学際的なアプローチによって社会全体の福祉の向上に生かしていきたいという目的を持つ人
  4. 将来、大学・研究機関において、社会福祉に関する研究者として継続的に研究活動を行うという目的を持つ人
臨床心理学
コース
  1. 学部までに習得した心理学の広範な基礎知識を元に、臨床心理学に関する実践的な能力と資質を有する人
  2. 心理系以外の学部の出身者も含めて、臨床心理学に関して強い関心があり、臨床心理学に関する実践的な知識と技能を習得していきたいという目的をもつ人
  3. 将来、臨床心理士資格を取得したいという目的をもつ人で、現在、医療、福祉、教育、企業、司法・矯正などの現場に従事している社会人
  4. すでに臨床心理士資格を有している人で、リカレント入学として再学習を行うことで、より高度な臨床心理学の技能を習得したいという目的を持つ人
  5. 将来、大学・研究所、心理・教育臨床関連諸機関において臨床心理学・家族心理学・教育臨床学などの研究者として継続的に研究活動を行うという目的を持つ人

■人材養成目標
大学院
生活科学研究科
【前期博士課程】
 現代社会の生活問題を学際的、複合的に解明し、問題解決能力をもった研究者や高度専門職業人を養成する。

【後期博士課程】
 理論と実践の両面から生活科学研究の最先端を担う研究者を養成する。
食・健康科学
コース
【前期博士課程】
 食と栄養に関わる生活上の諸課題に適切に対応できる高度な専門知識と応用力および技能を有し、食品栄養学の様々な分野で活躍できる指導的人材を養成する。

【後期博士課程】
 食と健康・栄養に関わる生活上の諸課題を自立して解決できる高水準な研究能力を有し、病院、保健所などでの実践活動から大学・研究所における研究活動にいたるまで、食品学ならびに栄養学の最前線で活躍できる人材を養成する。
居住環境学
コース
【前期博士課程】
 現代社会における居住環境課題に総合的かつ戦略的に対応できる高度な専門知識と技能を要求される居住環境学関連分野で活躍できる人材を養成する。

【後期博士課程】
 現代社会における居住環境問題を自立して解決できる高い研究能力を有し、大学等の研究機関で活躍できる人材を養成する。
総合福祉科学
コース
【前期博士課程】
 生活全体を視野に入れ、関連諸科学の知識と技術を用いて援助を行う専門職、地域社会の資源の開発、調整、分配を行う行政の福祉関連部門スペシャリスト、先駆的な社会福祉事業を開発・展開する社会的企業に携わる人材を養成する。

【後期博士課程】
 国内外の第一線で活躍できる社会福祉関連分野の研究者を養成する。
臨床心理学
コース
【前期博士課程】
 今日の臨床心理学的課題に対して、心理臨床援助を行うことのできる高度に専門的な知識と技能を有する人材を養成する。また、福祉・教育・医療・司法などをはじめとする幅広い臨床領域で活躍できる人材を育成し、臨床心理専門職を目指すために必要な専門的能力と資質を有する人材を養成する。

【後期博士課程】
 臨床心理学的課題を解決できる高い研究能力を養成するとともに、大学・研究所、心理臨床関連諸機関において心理臨床家の指導者的役割を果たすなど、基礎理論と臨床援助の両面において高い能力を有する人材を養成する。

大阪市立大学生活科学部・生活科学研究科研究倫理委員会規程
本研究科においては、大阪市立大学「人を対象とする研究」倫理規準に基づき、人間を直接の対象とする研究において倫理的配慮を図ることを目的として、生活科学部・生活科学研究科研究倫理委員会を設置しています。
倫理委員会規程

(2016.05.10更新)


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