トップページ教員紹介>渡部 嗣道

教員紹介

渡部 嗣道
渡部 嗣道(教授)
tsugumichi watanabe

学位/Degree :
  博士(工学)
最終学歴/Final academic background :
  九州大学大学院工学研究科建築学専攻
専門分野/Field of specialization :
  建築工学、建築材料・構造・施工・構法
資格/Qualification :
  一級建築士
ホームページ/Home page :
  http://

  [ 先生へメッセージを送信(contact) ]

お知らせ
(現在、お知らせはありません)

Message
 民間企業に12年、国立大学に3年、そして市大で10年目となります。本学における研究もやっと軌道に乗った感があります。
 現在は、建築仕上げの耐久性を中心に研究しております。建築仕上げのなかでも湿式仕上げは古くからある伝統的な工法ですが、最も代表的な劣化である剥落問題は未だ十分に解決されてないのが現状です。そこで、界面破壊力学を用いた接着界面の剥離防止設計を課題としています。これまで、線形破壊力学の範囲内で展開していましたが、今後は非線形破壊力学にも拡張して研究を進めていく予定です。さらに、鉄筋コンクリート構造物の体積変化も外壁の剥離に影響を及ぼすものと考えられているため、その推定のために、3次元の有限要素法を用いて実構造物を想定した解析的研究を行っています。
 また、外壁の耐久性には、その温度と水分とが大きく影響していることはよく知られています。しかし、実構造物における水分を考慮したその温度の詳細な推定方法は未だ確立されていません。そこで、環境因子を劣化外力とした外壁の水分と温度の推定方法に関する研究を行っています。
  







Information
■研究テーマ/Research theme
 住環境材料学を通して、豊かな生活を育むための住まいづくりのために建築工学的な理論解明から人間科学的な心理・生理反応の解明に至る幅広い研究テーマを課題としています。

●基礎的研究
・接着界面における破壊力学
・環境因子を用いた建物外皮の劣化外力の定式化
・3次元有限要素法解析よるRC構造物の体積変化の推定
・建築材料における触覚と生理反応との関係
・建築仕上げのエイジングと汚れ

●実用的研究
・タイル仕上げ・セメントモルタル仕上げの剥落防止技術
・鉄筋コンクリート構造物の補修技術
■担当科目/Subjects in charge
●学部(主なもの)
建築一般構造(共担)
建築材料学および実験(専任)
構造力学U(専任)

●大学院
居住環境材料学特論
居住環境材料学特論演習
居住環境構工法学特論
■最近の主な著書/Recent Books
■最近の主な論文/Recent publications
・モードU型簡易試験方法によるセメント系接着界面強度に関する実験的研究−タイル張り仕上げにおけるコンクリートと張付けモルタルとの接着界面−、渡部嗣道、日本建築学会構造系論文集、第660号、2011.2
・セメント系接着界面の破壊エネルギーの評価実験、渡部嗣道、生活科学研究誌 第6号、2011.3
・線形破壊力学を用いた界面剥離応力の解析的研究−タイル張り仕上げとコンクリートとの界面に接着欠陥を有する場合−、渡部嗣道、日本建築学会構造系論文集 第656号、pp.1809〜1818、2010.10
・タイル直張り外断熱工法における仕上げ温度推定法に関する基礎的研究−夜間温度について−、渡部嗣道・井川 憲男、日本建築学会技術報告集 第33号、2010.6
・Interfacial Fracture Mechanics Approach to Delamination Resistance between Cement-Based Materials, Tsugumichi Watanabe, Journal of Engineering Mechanics, Vol.135( No.10), American Society of Civil Engineers, pp.1198-1205, 2009.10
・タイル直張り外断熱工法における仕上げ温度推定法に関する基礎的研究、渡部嗣道・井川 憲男、日本建築学会技術報告集 第30号、pp.389〜392、2009.6
・昭和戦前期に建設された大阪市営RC造住宅の構造体評価、渡部嗣道・湯浅 昇・濱崎 仁・中嶋節子、日本建築学会技術報告集 第30号、pp.367〜371、2009.6
・収縮ひび割れ後に生じる接着界面の特異性応力場の定式化に関する解析的研究−セメントモルタル仕上げを事例として−、渡部嗣道、日本建築学会構造系論文集 No.637、pp.441〜449、2009.3
・建築仕上端部の特異性応力場における破壊力学的パラメータの算定に関する解析的研究―タイル張り仕上げの変形追従性能試験を事例として―、渡部嗣道、日本建築学会構造系論文集 第616 
号、pp.49〜56、2007.6
・界面破壊力学による建築仕上げの変形追従性能評価、渡部嗣道、日本建築学会構造系論文集 第594号、pp.25〜32、日本建築学会、2005年
・応力特異性パラメータを用いたセメントモルタル仕上げの接着強度評価、渡部嗣道・井上亮輔・宮野道雄・藤田忍・土井正・馬場明生、生活科学研究誌 第2号、pp.133〜142、大阪市立大学、 2003年
・セラミックタイル仕上げの下地・コンクリート界面における変形追従性能に関する実験的研究、渡部嗣道・馬場明生・森田和宏・川手 洋・守 明子、日本建築学会技術報告集 第17号、pp.7 〜10、日本建築学会、2003年
・コンクリートに接着されたセメントモルタル仕上げ材の変形追従性能に関する実験的研究、渡部嗣道・馬場明生・守 明子・川手 洋・森田和宏、日本建築学会技術報告集 第17号、pp.7 〜 10、日本建築学会、2002年
・鉄筋コンクリート建築物の表面部材および界面の応力算定に対するシアラグ理論の適用性に関する一考察、渡部嗣道・馬場明生、日本建築学会構造系論文集 No.542、pp.31-38、日本建築学会、2001年
■学会活動/Membership in Academic Societies
日本建築学会、日本建築仕上学会、コンクリート工学協会
■社会貢献/Social contributions
■受賞/Awards
一級建築士




back number